憧れていたデザイナーズブランドの洋服

私が短大生の頃のことです。
19、20歳でデザイナーズブランドのファッションに目覚めてしまいました。

グルメやナイトクラビング、男の子とのデートには興味がなく当時流行していたブランドのBIGI、 MOGA、MELROSE、Y’s、COMME CA DU MODEが私の憧れのブランドでした。
しかし、親のすねをかじっていた学生には高くて手が出ない値段でした。

1年目の寮と2年目のアパート代、学費と生活費は母が出してくれていました。それはとても有難いことで、更に高額の洋服代まではお金を出してもらうわけにはいきませんでした。
仲のいい友人達も同じデザイナーズブランドが好きで、一緒にブティックに行っては欲しい洋服を見ていました。

親からぎりぎりの金額でもらっている食費や生活費を出来るだけ切り詰めても、到底高い洋服を買う迄には至りませんでした。
おしゃれに夢中になる年頃の私と友人達は、段々ウインドーショッピングだけでは我慢出来なくなり、洋服を買う為にアルバイトをすることにしました。

学生ローンが気になる方

親に学費を出してもらって学校に通っている身で、将来の為に学業も頑張りたかったので短時間で多く稼げるバイトを探しました。日曜日に2時間半で5,000円の昼食付きのアルバイトを見つけました。
測量事務所のアルバイトで山の傾斜を計る手伝いをするものでした。そのアルバイトは男子学生を募集していたのですが、もう1人の友人と私は男子学生並みの体力があった為に雇ってもらえることになりました。
平日と土曜日は勉学に励み、日曜日は測量事務所から車で片道1~1時間半かかる山の中でヘルメットをかぶっての仕事で女子大生がやるようなバイトではありませんでしたが、お金を稼いで洋服を買いたい気持ちが強く辞めようと思ったことはありませんでした。

稼いだお金は全て洋服に遣っていました。
1か月で2~2万5千円のバイト料でしたが、好きだったデザイナーズブランドの洋服は殆どがそれ以上の金額でした。
当時はハウスマヌカンと呼ばれていたブティックの店員さんが欲しい洋服を取り置きしておいてくれたので、バイト代がたまったらお金を持っていってその洋服を買っていました。

他に勉強の合間にやったダイレクトメールの宛名書きや、春休みには洋服のチェーン店の新しくオープンする店舗の開店準備等のアルバイトをしました。
「お金に困った時やお金が欲しい時は働いて自分で稼ぐ」という、学生時代のこの経験は貴重だったと思います。

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